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2010年3月号 | 創明館便り

「春は人生の仕切りなおし」の季節です。この3月から4月に、進級、進学といった人生の節目を経験します。
仕切りなおしというのは、なにも違う環境に自分が飛び込むというだけの事実をいっているのではありません。
この節目に自分の人生の生活のスタイルを変えて生きていけるチャンスがあるということをいっています。

私は中学から高校に入るときに自分の中で一つの思いがありました。
「中学時代とは違ったイメージをもたれる高校生活を送ろう」という思いです。
中学時代いつしか自分に貼られたレッテルのようなものに、
本来の自分自身の時計の進み方と異なる時計に支配されていた中学時代に別れをつげ、
自分自身の素直な思いで高校生活を送ろうと思っていました。
結果、その思いが願ったこととは反対の高校生活を送ってしまったように思いますが、
高校進学は自分にとって意義のあった大切な仕切りなおしの時でした。
大学進学の時も実家を離れ、東京での生まれて初めての先輩達との寮生活を通して、
自分の生活の仕方、時間の過ごし方の大きな仕切り直しができました。

受験生であった皆さんは、この四月、進学という大きな仕切り直しをすることになりました。
学年進級時の仕切り直しとは異なり、自分の生き方、生活の仕方を大きく変えることができるチャンスを得ることができました。このチャンスは第一志望校合格の成否にかかわらず誰にも与えられたチャンスです。

今回の仕切り直しで、これから先どのような生き方をしていくのか、これをしっかりと考えること、
これがこのチャンスを次の仕切りなおしに向け有効に生かすことになるのだと思います。 (吉田)

創明館便り
この記事を書いた人
創明館 吉田

塾代表 吉田聡彦 : 練馬区高松(光が丘・夏の雲公園前)にある小学生・中学生・高校生向けのグループ/個人の学習塾を運営しています。
塾運営での想い、感じたこと、発信したいことなどを更新しています。

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