6年生に上がるときのこと。
生徒指導主任、やんちゃな子を強く叱責する、
とっても怖かった先生の、
そのクラスにはなりたくない、と思っていた。
不安な気持ちでの始業日当日、不安はまさに的中した。
「学校に行きたくない」そんなことを強く思った。
悪さした生徒達を黒板の前に並ばせ、
一人一人に反省の言葉を述べさせる。
強く印象に残っているできことだった。
そんな怖かった先生が初めて「笑顔」を見せた時があった。
6年生になった時から随分と経った時だった。
どんな話の時のことかは覚えていないが、
機嫌よく、笑顔で話す先生の顔、声、その姿に驚いた。
「先生が笑っている」。
先生への「怯え」が薄らいだ。
卒業式の当日、生徒一人一人に先生直筆の文字の書かれた色紙が配られた。
「一路邁進」そう書かれた色紙をもらった。
「邁」の字を「まん」と誤読し、意味さえも誤った意味で理解していた。
とはいえ私にだけ書かれた「一路邁進」の言葉はうれしくて、
色紙を部屋に掲げ、大切な宝物とした。
振り返ると、わが人生の、時に大きな心の支えとなってきた言葉だ。
1986年2月に創明館は誕生した。
40年の月日を振り返り、
まさに「一路」で過ごしてきた、と振り返る。
そんな一路がまだまだ続く。
新年も創明館らしさで「一路邁進」だ。
本年もよろしくお願いいたします。
令和八年 元日
2026年1月号 | 創明館便り
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