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2015年8月号 | 創明館便り

「猛暑」「酷暑」そんな言葉も昔ほどのインパクトを感じなくなってきたのは、
言葉と暑さに対する慣れと諦めもあるからだろう。
日本列島すべてが暑くなって、涼しいはずの北海道も東北も「避暑」に適さない地になっていく、
その途上に現世の日本人は生きているのであろうか。
地球の温暖化に適応するべく子孫にDNA情報を与えても、
人為的な地球温暖化のスピードに人類の備えた進化のスピードは追いつくはずもない。
「ゆでガエル現象※」をまさに人類がその生存においてみずから証明することにならなければ良いのだが、
などと思ったりもする。

人の命は永らえても100年程度。
命が有限である人間にとって、自分の人生以上の先の世を想像する能力を本能として備えているはずがない。
これからの世を想像する能力が本来人間に備わっていないのであるから、
人は「学び」そして、未来への想像力を磨く。
「温故知新」といわれるような、過去に学ぶことではなく、
「今を学び」将来を想像する、そんな想像力が強く求められている、
そんな時代に生きているのだろう。

地球規模の未来を想像する力だけでない。
もっと身近に今の日本の状況を知り未来を想像する力だって必要だ。
今の日本社会で起こっていることに関心を持っていくこと、
そして自分の将来に関心を持っていくこと、
そんなことを考える夏休みであったなら、
きっと思い出の夏休みになることだろう。

※   「ゆでガエル現象」

 「カエルを熱湯の中に入れるとカエルはその熱さに驚き熱湯から飛び出すことができるが、
冷水の中にいれてゆっくりと温めていくと、
カエルは気持ちが良くなって飛び出そうとせずに最後にはゆであがって死んでしまう」ということ。
環境の変化が瞬時に激しく起これば対応しうるが、
その変化が徐々に緩やかに起こっている場合にはその変化に気付かないし、
気付いたときには手遅れになってしまうことが多いということを諭すたとえ話。

創明館便り
この記事を書いた人
創明館 吉田

塾代表 吉田聡彦 : 練馬区高松(光が丘・夏の雲公園前)にある小学生・中学生・高校生向けのグループ/個人の学習塾を運営しています。
塾運営での想い、感じたこと、発信したいことなどを更新しています。

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