毎年訪れる私にとっての「一番長い日」
それは都立高校一般入試合格発表の日
午前9時、その発表時間からその日は始まる。
受験者全員の合否が判明するまで
ながいながい時が過ぎていく。
入試に合否は付き物。
合か否かそのいずれかだ。
「天と地」なんて言葉があるけれど、
その言葉の意味することを知らしめられる
それがこの一日。
「よかった」ただただ安堵する。
子供たちの喜ぶ姿に、ただただ安堵する。
全員が合格したことに、ただただ安堵する。
「喜び、慶び、悦び、歓び」
そのすべてのよろこびを味わう
その瞬間の子供たちとかかわれる
その仕事のありがたさを深く感じる、
そんな一日になった。
「合格おめでとう」
「これから続く青春時代を、ともかく、ともかく楽しもう」