高校時代の体育の授業、ラグビーの思い出が一番大きい。
初めてやるスポーツだった。
先生も試合をやらせるのが好きだったらしく、
練習なんかほとんどなかった。
「前には投げない」
「キックは禁止とする」
ぐらいのルールの説明で、
時間いっぱい、試合ばかりの授業だった。
「面白い」、この一語に尽きた。
体育の授業で楽しみにしていた他の競技の記憶はない。
「何が面白かったのか?」
「先生はどうして試合ばかりの授業をしたのか?」
などと、思いを巡らす。
今、まさに大盛りあがりの「ラグビー・ワールドカップ」。
『4年に1度じゃない。一生に一度だ。』
このキャッチコピーが卒業生によって生まれたことを知る。
驚きと嬉しさの中で、
日本代表と彼の今後の活躍を楽しみにしている。