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2010年1月号 | 創明館便り

子供のころ「あけましておめでとうございます」という挨拶に「どうして?」という印象を持った。
「何がおめでたいのだろう?」そんな思いで挨拶した。
後に新年をおめでたい一年にしたいという人々の願いから出た言葉だと知り少し納得ができた。
人が交わす全ての挨拶の起源は「人の願い」なのかも知れないと思ったりする。

俳人高浜虚子の句に「去年今年(こぞことし) 貫く棒の 如きもの」という句がある。
大晦日から元旦に、昨日までが去年で、今日からが今年、ついさっきまでが去年でたった今、今年になった。
別に大騒ぎするほどのことではないというような意味なのか。
詳しいことはわからずも受験生たちの心を代弁しているかのような句である。

受験生にとって今年は本当の「おめでたい年」にするべき一年です。
誰もが受け取る、新年になったから「明けましておめでとう」の言葉ではなくて、
やっぱり「合格おめでとう」の言葉を受けとめられるように日々精進を続けましょう。  (吉田)

創明館便り
この記事を書いた人
創明館 吉田

塾代表 吉田聡彦 : 練馬区高松(光が丘・夏の雲公園前)にある小学生・中学生・高校生向けのグループ/個人の学習塾を運営しています。
塾運営での想い、感じたこと、発信したいことなどを更新しています。

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