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2015年3月号 | 創明館便り

「知識より知恵を」、そんな時代の流れが加速している。
知識が豊かであることを求められてきた時代は確かに終わろうとしている。
誰もが簡単に「ネット上の知識」を共有できる時代において、博識であることの価値は薄れてきている。
これからの人間が価値を求めていくであろうことは、「知識より智識」といっても良い、
知識を駆使し、思考していく力なのであろう。

「ロボット教室」も「ことばの学校」も創明館という「学習塾」が始めた講座。
およそ30年前に自分の思いで始めた「学習塾」が、その学習指導の経験から感じてきたこと、やりたかったこと、
その教育の実践がそこにかなうと思ったから、私はそのフランチャイズの講座を始めた。
得点を求め、有名校に合格させる、その単純なラインに自分の身を処す価値を感じなくなった、
その時から、私は塾業界が一般的に求める指標から外れた塾を目指すのが自分らしいと思ってやってきた。

「ことばの学校」その講座を私はとても気に入っている。
本部教室の教育に関する思いにも大きく共感している。
いまの私に幼い子供、孫がいたら必ず受講させたい講座、それが「ことばの学校」である。
「知恵」という「人類が築いてきた膨大な思想」を伝えることを担うのは何なのか。
それを考えると、そこには「読書」という手段がもっとも適切な手段と思い至る。
古来からの人類が記してきた書物を通して人が得ていく「知恵」によって、人の心は育てられ、磨かれていくのである。

「知識」があることだけで優位に立てる時代は確かに終わったのである。
そんな社会の中で、創明館としてこれからの社会を生きていく子供たちに伝え、実践できること.
そんなことを考え求めながら、新年度を始めていこうと思う。

創明館便り
この記事を書いた人
創明館 吉田

塾代表 吉田聡彦 : 練馬区高松(光が丘・夏の雲公園前)にある小学生・中学生・高校生向けのグループ/個人の学習塾を運営しています。
塾運営での想い、感じたこと、発信したいことなどを更新しています。

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