「平成」の元号が発表されたときのこと、
講師の一人(名に『成』の文字が入っている)が「私の時代が来た」
などと言ってニンマリしていたのを思い出す。
今回の改元による新元号「令和」、
その元号に誰もがいろいろと思い巡らせているのだろう。
「平成」の時代を振り返ることも、
これからの「令和」時代を思い描くことも、
「改元」が行われることでのこと、
と考えると改元の意義を感じる。
毎年訪れる「新年」という節目より大きな節目。
「今年こそは」という思いを抱かせるきっかけとなる新年元日も大切な節目。
もっと大きな節目「改元」は「未来」を想像し
「夢」を描くきっかけを与えてくれる。
「『令和」』の時代には」という思いを抱くことができるのはありがたい。
新しい「時代」が始まるのが
その「春」であることにも恵まれ、
慶びの改元である。