八ヶ岳連峰主峰「赤岳」山頂直下、
登山の大先輩とのわずか1、2分ほどの登山道でのすれ違い、
その登ってこられる姿に、
自身老後の「お手本」を見せてもらいました。
13年も前のことですが、
その一踏み、一踏み、確かめながら、
眼光強くオーラを発する姿は
今でもしっかりと脳裏に刻まれています。
「見る」ということは、
話をきいたり、本を読んだりすることに及ばないと
強く思いました。
こんなことを思い出したのは、
札所巡りで出会った高齢の方の姿に
またも大変感動したからです。
不自由な足をストックで支え、
脚力を補いながら急斜面の山道を登られるその姿は、
なんとも「かっこいい」のです。
新しい時代の始まりにも
「お手本」を見させていただきました。
やはり「見る」ことは大きなことです。