2019年6月号 | 創明館便り

大学の授業でのプレゼンテーション、
そのパワーポイント資料に「What’s　your real happiness?」
（あなたにとって本当の幸せとは？）の文言を見た。
塾のスタッフのマザーテレサについての「プレゼン授業」の資料中での一文だ。
「親として」「教師として」「友人、先輩として」
いろんな立場で、子どもたちを教え育てる大人たち。
いろんな立場のそれぞれのアドバイスがかけられていく中で、
子どもの人生に最も大きな影響を与え、
そしてまたその人生に責任を感じる存在が
「親」というものなのであろう。
「子供自身が自らの幸福感を感じる人生」を提供しうる
サポート・アドバイスってなんだろう。
「多くの人に名の知られた高校・大学・企業・役職」が
「子供の幸福感」につながる保証なんてない。
「親を含めて周りの大人たち」の
「幸福感を感じる人生を送らせるには」
という視点での思案が大切なのだろう。
まずは大人自身が、
「What’s　your real happiness?」の問に対して
考えることが必要なのだろう。
人々の感じる「幸福度」が低いと言われる日本の社会、
「幸福度」の高い人生を子供が送ってくれるなら
一人の親として大きな喜びである。