「自然」に立ち向かう、なんてことはできないし、しない。
時に猛威を振るう大自然に対して人間ができることは、
もたらされる災害から身を「守る」ということ。
「守るための備え」をしても、
「自然と闘う」ということを思ったりはしない。
「ウイルス」も自然と同じだから、
闘う相手でないことはわかっているから、
身を「守る」ことを心がける。
「免疫力」という言葉が盛んに取り上げられている。
自然の猛威からの災害をできるだけ軽微にするための準備と同じように、
「生命自身の身を守るための力」である
「免疫力」を高めて備えておこうということだ。
そのための行いとして、
「睡眠」「食事」「運動」等への心掛けが示されている。
開業以来初の長期休業を経験し、
そのもたらされた時間が自身の多くの新しい発見、生活の充実につながった。
こどもたち、おとなたちの、
「コロナ疲れ」を感じつつも新しい生活を楽しめる考え方、
行動も耳にし目にする。
私自身、日常の生活空間、余暇時間のちょっとした変化・発見も楽しめた。
これらは長期休業がもたらしてくれた恩恵である。
「ストレスは免疫力を下げる」ということを思うに、
ストレスをためない前向きな、
ポジティブな考え方が求められているのだろう。
「新しい生活様式」なるものも、
それを楽しんでやる、
そんな思いでいることが生命力を高めてくれるのだろう。
変化に対応し続ける「柳」の持つ強さこそが大切なのであろう。