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2025年4月号 | 創明館便り

5年前のこと、創明館史上、最高齢の塾生が生まれた。
かつて小中高と在籍してくれた卒塾生で、
30代半ばの幼い2児の子を持つお母さん塾生だ。
彼女の思い「助産師になる」、
その進学の応援をさせてもらえることとなった。
大学卒業後、就職して、結婚、出産を経て、
かつてからの思いが募った。
自らの2児の出産で経験した、同じ助産師の方との出会いと交流が、
彼女自身の夢への思いを再燃させた。
「あの方のような助産師になりたい」
 3月末日、彼女が、国家試験の合格と助産師として
働き始めることの報告と抱負を話してくれた。
学校を受験することは周りに内緒にして、
未明に起き、勉強。
家事育児を普通にこなし、学校合格で周りを驚かした。
受験を知らせることでの周りの気遣い、配慮を避けたい、
そんな思いも抱いての受験勉強だった。
そんな彼女の
「学生時代では、できなかった」
「子供がいたからこそできた」
という言葉が印象的だった。
学生時代は勉強することが当たり前、
夢の有無にかかわりなく
「勉強は手段であり、努力義務であり、
自らに与えられた課題だ」
と考えるのが自然だ。
一方、学生時代を過ぎ、社会人として生きている中で、
夢への挑戦のための勉強、
そこには大きな思いが更にあった。
「まわりへの感謝の思いで勉強していた」と、
菜っちゃんは言った。

創明館便り
この記事を書いた人
創明館 吉田

塾代表 吉田聡彦 : 練馬区高松(光が丘・夏の雲公園前)にある小学生・中学生・高校生向けのグループ/個人の学習塾を運営しています。
塾運営での想い、感じたこと、発信したいことなどを更新しています。

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