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2009年2月号 | 創明館便り

受験シーズンです。「受験生頑張れ」こんな言葉があちこちで聞かれます。
受験生本人にとって、聞き飽きている言葉なのかもしれません。
「がんばっているんだから、あまり言わないでほしい」そんな思いの受験生もいることでしょう。
ですが、やっぱり「受験生頑張れ」「しっかり勉強しなさい」と周りは声をかけたくなるのです。

自分自身の将来の指針を与えてくれる受験は、人の一生の中で訪れる数少ないチャンスとなる節目なのです。
受験を通して自分の将来を考えられることは幸せなことで、チャンスを与えられているその幸せを思ってみてください。
小学、中学、高校、大学といろんな節目にそのチャンスが与えられています。
その与えられたチャンスに対して自分がどういう取り組み方をしていくのか、それをしっかり考えてみてください。
受験は決して自分の人生の障害となる壁ではありません。
自分の人生の道を考えさせ、より強く人生を生きていく、その心と技を教えてくれる大切な受験は、
人生の幸せを得ていくためのチャンスの一つです。

ですから、「頑張れ」なのです。受験勉強は自分の人生を自分なりに生きる、自分の為に行うことです。
純粋に自分のために行うことですから頑張れなのです。周りが声をかけるのもそこに大きな理由があります。

世の中にはいろんな「頑張り」が存在します。
人間一人ひとりが、いろんな時にいろんな立場でいろんな形の「頑張り」をします。
そんな頑張りの中には、自分の為ではない頑張りも多くあります。
人は自分自身以外の者や物に対してでも「頑張り」をみせます。
そんな頑張りに対して、周りは「頑張れ、頑張れ」とは言いません。
「頑張り過ぎないように」と感じさせられる頑張りも世の中には多くあるのです。

繰り返します。「受験勉強は、自分以外の者や物の為にするのではない自分の為にする頑張り」ですから、
やっぱり「受験生は受験勉強を頑張れ」なのです。
一日一日を大切に、着実に、ていねいに、健康管理には細心の注意をはらって受験日を迎えてください。 (吉田)

創明館便り
この記事を書いた人
創明館 吉田

塾代表 吉田聡彦 : 練馬区高松(光が丘・夏の雲公園前)にある小学生・中学生・高校生向けのグループ/個人の学習塾を運営しています。
塾運営での想い、感じたこと、発信したいことなどを更新しています。

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