2019年12月号 | 創明館便り

5年生の算数で「素数」を習います。
「1より大きく、1とその数自身しか約数がない数」という、
ちょっとややこしい表現です。
「約数をちょうど2つだけもつ数」ともいえます。
こんな「素数」の図形的な性質を最近知りました。
「その数の小石を並べて、長方形の形に並べられない数」
ということです(正方形は長方形に含まれます)。
古代ギリシャ人が「数の分類」の中で考えたことでした。
「長方形の形に並べられた小石の数は、素
数ではない」ということもわかります。
無味に感じられやすい「数」が、
視覚的に図形的に捉えることで
数に彩りが加えられる感じです。
「先哲の知」を知ることはやはりおもしろいです。

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この記事を書いた人
創明館 吉田

塾代表 吉田聡彦 : 練馬区高松(光が丘・夏の雲公園前)にある小学生・中学生・高校生向けのグループ/個人の学習塾を運営しています。
塾運営での想い、感じたこと、発信したいことなどを更新しています。

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