5年生の算数で「素数」を習います。
「1より大きく、1とその数自身しか約数がない数」という、
ちょっとややこしい表現です。
「約数をちょうど2つだけもつ数」ともいえます。
こんな「素数」の図形的な性質を最近知りました。
「その数の小石を並べて、長方形の形に並べられない数」
ということです(正方形は長方形に含まれます)。
古代ギリシャ人が「数の分類」の中で考えたことでした。
「長方形の形に並べられた小石の数は、素
数ではない」ということもわかります。
無味に感じられやすい「数」が、
視覚的に図形的に捉えることで
数に彩りが加えられる感じです。
「先哲の知」を知ることはやはりおもしろいです。