「心、技、体」とは、スポーツ、武道の世界でよく言われる言葉。
とはいえ、教科の学習とてまったく同じ。
「数学」という教科学習で考えると
「体=計算力」で、「技=解法」である。
「心は?」というところで、考える。
数学を勉強する動機は人それぞれ。
「やりたくないけど勉強させられる」
「〇〇に必要だから勉強する」
「面白い、楽しいから勉強したい」
いろんな心が人それぞれ、時それぞれに存在する。
どういう「心」があっても構わないのであろうが
教える側がうれしくなる「心」というものが存在するのも事実。
最近、過去最高齢の塾生が生まれた。
かつての塾生で、乳幼児のお母さんでもある。
自分のなりたい姿への夢を捨てずに
「頑張っているお母さんの姿を子供たちにも見せたい」
という思いもあって、
夢を追いかけ進学を志すママさん塾生。
その「夢」をサポートできる機会が与えられたのは、
長年やってきた塾講師の講師冥利といえる。
「体=計算力」から鍛え上げる努力を選択したママさん受験生にとって
最大の困難は「学習時間の確保」であろう。
ご家族の理解、応援の下
日々育児に学習に励む姿を想像しつつ、塾として応援する。
やぱり「心」がある塾生に教えることができるのは幸せなこと。
より多くの子供たちに「心」をつかませることが課題かな、と思う。