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2023年6月号 | 創明館便り

新作ロボットの見本製作は、いつもより夢中になる。
今月のロボット教室ベーシックコースの「ダンプ君」は、久しぶりの新作である。
自身初めての製作で、どんな動きをするのかわからない、
というのが「作りたい意欲」を高める。
一つのモーターの回転運動を幾多のパーツの組み合わせで思わぬ動きに変換してしまう。
「すごい」としか言いようのない、その考えられた知恵に驚く。
手に10本の指が与えられて、その10本をとても巧みに動かす人間のように、
他の動物はその持つ指を活用していないと思っている。
それは、人間はその指を大いに使うべくして存在する生き物として進化した、
ということでもあるのかなと思う。
「指は第2の脳」などと言われ、指先を動かすことが脳への刺激となり、
脳の活性化、発達にも影響を及ぼすという事実もそれを裏付ける。
そんな、指を動かすことの必要性を思うに、
最近の便利な機器の普及は怖くもある。
指を使い文字を表す際、1~2本の指で触れるだけのスマートフォンと
タイピングするパソコンでは脳刺激が異なり、
スマホの刺激の低さが脳の発達に影響していると聞く。
それを思うに、筆記具を使って書くという作業について、
複雑な指の動きとその書かれた線を追う目との共応動作を考えると
その脳への刺激の大きさはけた違いに大きいように思う。
「紙に文字を書く」という作業はなくならないでもらいたいものであると、
現世の人間としては思う。
ともあれ、便利な機器の活用なくして生活ができなくなった今、
意識的に指を使うことも必要なのかもしれない。
ロボット製作で夢中になるということは、
もしかしたら指使いを脳が楽しみ安らぎ喜んでいるのかもしれない、と思ったりもする。

創明館便り
この記事を書いた人
創明館 吉田

塾代表 吉田聡彦 : 練馬区高松(光が丘・夏の雲公園前)にある小学生・中学生・高校生向けのグループ/個人の学習塾を運営しています。
塾運営での想い、感じたこと、発信したいことなどを更新しています。

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