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2011年7月号 | 創明館便り

高校3年生の時の思い出である。
愛知県の県立高校に在学していた自分にとってまた多くの級友たちにとって
「大学受験」を深く真剣に意識し始めたのは、夏休みが終わり2学期の授業が始まった時以降だったような気がする。
進学校とはいえ、受験勉強は基本的に生徒の自主性に任されている雰囲気で、
先生達も決して課題で追いたてることもなく、
それぞれが自分の意識の下でそれぞれの受験に向けての勉強をすることとされ、
夏休み中の校内での講習もなかった。
当時は今のように、高校在学中から予備校の講習に参加するなんてこともなかったから、
私もいったいどのように高校3年生の夏休みを過ごしたのか記憶にない。
志望は決まっていたから勉強はしていたと思うが、記憶にないほどであるから、
ダラダラと過ごしていたのではないかと思う。

そんな夏休みが終わり、2学期が始まって私は明らかに1学期とは違うクラスの雰囲気を感じた。
休み時間に周りを気にせず黙々と勉強をする生徒が見られ、
登校時の様子に明らかに寝不足と思われる生徒が増えていった。
そしてその傾向は日が経つにつれてますます顕著になっていった。

周りの友人達の変化は高校生の自分にとって一番心に「インパクト」を与えるものであった。
そもそも先生達も勉強しろとは言わない中で、
今まで休み時間といえばふざけていた友人達が勉強している姿を見せるようになったことは、
のんびり構えていた自分の心を揺さぶった。
「休み時間に勉強するなんて」といった思いを抱く生徒がどんどん減っていくときだった。

2学期が始まり大きく変わったと思わせた級友達はきっと夏休みに計画的な受験勉強生活を送り、
その生活スタイルそのままに学校生活を再開したのであろう。

今にして思うことは、自分に「インパクト」を与えてくれる級友たちのいる高校に在学していたことは本当にありがたかった。

この夏休み、休み明けの自分が「級友にインパクトを与える自分」になるという目標も良いのではないかと思う。
お互いが高めあうことになるのだから。

創明館便り
この記事を書いた人
創明館 吉田

塾代表 吉田聡彦 : 練馬区高松(光が丘・夏の雲公園前)にある小学生・中学生・高校生向けのグループ/個人の学習塾を運営しています。
塾運営での想い、感じたこと、発信したいことなどを更新しています。

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