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2011年11月号 | 創明館便り

今年度、小学校では新指導要領全面実施にともない、新教科書が配布された。
新教科書は一般的に「1.4倍教科書」とも言われ、その量と質が大幅に増強、改訂された。
そして、いよいよ来年は中学校教科書の全面改訂であり、
同時に高校一年の理数教科の新指導要領先行実施である。
そして2013年度からは高校での新指導要領全面実施が行われる。

教科書のページ数は、1960年代をピークとして、
70年代の「詰め込み教育」と呼ばれた時代を経て削減が続いたが、
中学校の新教科書はそのピーク時よりも増加する。
特に、数学・理科の増加が著しく、各社平均で06年度比較⇒数学33%up,理科45%up
 02年度比較⇒数学63%up,理科77%up となっている。
これらは、「理数教育の充実」という文科省の方針によるものであるが、
2013年度から実施される高校教科書の全面改訂での高校新教科書が楽しみである。
指導している立場からすると、「ゆとり教育のもとで削減されてきた項目が復活するだけのこと」ではあるのだが、
「ゆとり教育」の中で、教育を受けてきた子供達にとっては
そのターニングポイントの当事者として受け止める必要があろうかと思う。

テレビでもおなじみな、明治大学文学部教授の齊藤孝先生が著書「最強の算数力」の中で、
「算数こそが生きていくうえで必要な力を養う勉強」
「計算問題を数多く解くのは、正確に、すばやく回転する脳を作り上げるため」
「図形を学ぶことで、いろいろな角度から物事を考えるようになり、創造力が培われる」
「割合や比率などの数量を理解することで、現状の把握ができるようになる」
「文章題を解くことで、問題解決への段取り力を養うことができる」
と著している。

「日本語」についての著書が多い氏の算数に対しての見識に興味を抱いた、と同時に、
塾としてそして算数・数学を教える立場として、一つの教示を頂いた。
「ゆとり教育」から「みのり教育」への転換期の今、自分の仕事の意義を改めて認識する。  (吉田)

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この記事を書いた人
創明館 吉田

塾代表 吉田聡彦 : 練馬区高松(光が丘・夏の雲公園前)にある小学生・中学生・高校生向けのグループ/個人の学習塾を運営しています。
塾運営での想い、感じたこと、発信したいことなどを更新しています。

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