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2022年9月号 | 創明館便り

「登りきって山頂に行きさえすれば、後の下山は楽になる」
これは、登山の経験のあるなしに関わらず、誰もが考えることではないでしょうか。
私も、そのように思っていました。
 この夏、「高妻山」という長野、新潟両県にまたがる山に日帰り登山をしました。
登りは無事にこなし、山頂へ。そして、いざ下山開始。
急な下山路が続くその道で、思わぬ体験をしました。
片方の脚の踏ん張りがきかないのです。
体重を支えてくれるはずと思っていた右脚が意に反して支えきってくれないのです。
ストック(杖)を持っていましたから、その恩恵でなんとか下山できました。
なければ、日没までに下山できたであろうか、と思いぞくっとします。
「登れれば下れる」そう思うことはやめました。
下山がしっかりできる体力を回復し、登山前にはその確認をしなければ、と思いました。
「上りより下りがつらい」というのは、
「階段の上り下り」といった日常生活の行動の中であっても経験する、ということを聞きました。
意外に思ったこの事実、上りと下りで使う異なる筋肉の使い方、衰え方の違いが原因なのかなと想像します。
「使わなければ自然に衰えていく」ということの再認識です。
意識して「筋肉」を鍛えていかないと「筋力」は維持できない。
同様に「学力」も意識して「脳」を鍛えていかなければなりません。
昨今の筋力の栄養源「プロテイン」商品の豊富さに驚きますが、
脳にも「ブドウ糖」をしっかり与えて「脳力」を鍛えていきたいものです。

創明館便り
この記事を書いた人
創明館 吉田

塾代表 吉田聡彦 : 練馬区高松(光が丘・夏の雲公園前)にある小学生・中学生・高校生向けのグループ/個人の学習塾を運営しています。
塾運営での想い、感じたこと、発信したいことなどを更新しています。

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