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2024年1月号 | 創明館便り

誰もいない深夜の海岸で、海を眺め、波の音を聞く。
これが高校時代の自分にとっての年明けの行動だった。
「紅白歌合戦」が終わり、「ゆく年くる年」で除夜の鐘の音が流れ始めると、
バイクにまたがり海に向かった。
海に向かって新年の抱負、願いを思った。
海岸が自分にとっての願いの場所だった。
海そのものが願いの対象だった。

 母親が、昇る太陽に手を合わせている姿を見たのは
母親の体から生まれて、
50年以上たった時だった。
偶然に目にしたその姿を見て感動した。
お天道様(太陽)に手をあわせるその姿に感動した。
人には見せないようにしていたようだった。
仏壇に向かって毎日手を合わせていた母親の思いと、
お天道様に手を合わせる思いの底を聞きたかった。
 
新しい一年が始まった。
今年も「夢」の賀状を送付することができた。
「令和6年 辰年」の始まりだ。
新年の始まりが祈願のきっかけになることが、
新しい年の始まりの意義かと思う。
その意義を確かめるかのように、
人それぞれがそれぞれの思いを新しい年に込める。
 令和6年、何を願うか? 
 願いの先の思いとは? 
その先の夢とは?
そんなことを考える年明けだ。
『新年 あけまして おめでとうございます』  令和六年

創明館便り
この記事を書いた人
創明館 吉田

塾代表 吉田聡彦 : 練馬区高松(光が丘・夏の雲公園前)にある小学生・中学生・高校生向けのグループ/個人の学習塾を運営しています。
塾運営での想い、感じたこと、発信したいことなどを更新しています。

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