創明館便り 2023年12月号 | 創明館便り 落ち葉の季節である。 枝にしがみつくような色替えの葉、 地に落ち、落ち葉となった枯葉、 それらを多く目にする季節だ。 そんな枯葉、落ち葉への新たな見方を得た。 庭師の友人がその著で 「徒然草(つれづれぐさ)(兼好法師 著)」中の... 2023.12.04 創明館便り
創明館便り 2023年11月号 | 創明館便り 郷里の墓参をすると立ち寄りたくなる場所がある。 それは中学、高校時代といった、多感で、 あまたの刺激に心が反応する時代を過ごした、 自身が育った家があった所だ。 町並みは随分と変わってしまったが、 ちょっとした道が当時の自分を思い... 2023.11.04 創明館便り
創明館便り 2023年10月号 | 創明館便り 学生時代のことを思い出すことが多くなったような気がする。 仕事柄、同世代の子たちと日々接する日常から、 当時の自分を思い出し、客観視しやすいのかなとの思いもある。 高校時代の体育の授業で、唯一楽しい思い出が残っているのは「ラグビー」... 2023.10.02 創明館便り
創明館便り 2023年9月号 | 創明館便り 50年の月日を経ての山だった。 “木曽のナー 中乗りさん 木曽の御嶽山(おんたけさん)は ”の歌いだしで始まる木曽節。 歌詞で歌われる御嶽山、それは長野岐阜の県境にまたがる大変大きな山体の独立峰である。 ちょうど50年前、その御嶽山に... 2023.09.03 創明館便り
創明館便り 2023年8月号 | 創明館便り NHK番組「ダーウィンが来た」でもおなじみになっている チャールズ・ダーウィンの「進化論」の中での 大変有名な一節に次のようなものがある。 “It is not the strongest of the species that s... 2023.08.06 創明館便り
創明館便り 2023年7月号 | 創明館便り 「AIを使って、反響の良いブログを書きます」 との営業電話を受けた。 淡々と電話をきりながら、 こんなことにもAIを利用して仕事にしようとする人が現れた現実に、 これからの社会への不安を覚えた。 AIが書いたコピー、ブログが巷(ち... 2023.07.03 創明館便り
創明館便り 2023年6月号 | 創明館便り 新作ロボットの見本製作は、いつもより夢中になる。 今月のロボット教室ベーシックコースの「ダンプ君」は、久しぶりの新作である。 自身初めての製作で、どんな動きをするのかわからない、 というのが「作りたい意欲」を高める。 一つのモーター... 2023.05.31 創明館便り
創明館便り 2023年5月号 | 創明館便り 遊んだ時の記憶は薄れても、歌った歌は記憶に残る、 そんな思いにさせてくれる「遊び歌」。 その一つに「通りゃんせ」がある。 きっと小学低学年のころだったのだろう、 家の前の路地での近所の子たちとの遊びの一つに「通りゃんせ」があった。 ... 2023.05.06 創明館便り
創明館便り 2023年4月号 | 創明館便り ケンタがやってきた。 ちょうど2年前、「専門学校に進学することになりました」と報告してくれて、 そして今回は卒業、就職の報告だった。 順当な高校生活でなく卒業までに時間を要したケンタだが、 その分、思春期の自己にしっかり向き合ったの... 2023.04.01 創明館便り
創明館便り 2023年3月号 | 創明館便り 「技術立国 日本」という言葉を聞かされ育った学生時代だった。 国土は狭く、豊かな資源に恵まれない日本の発展繁栄に欠かせないのが、 日本人の持つ特性を生かした「技術」である、と言われ続けてきた。 昨今は、技術より、アニメ等の日本の文化が... 2023.03.01 創明館便り