創明館便り

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2024年5月号 | 創明館便り

「情報Ⅰ」が大学入学共通テスト科目に入り、情報処理を仕事とする職業が人気を集め、まさに「情報化社会」といわれる現代社会を改めて感じる。農作物、工業製品より情報が大切とされるかのように情報化社会をとらえるのは間違いだろうが、生成AI,ロボット...
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2024年4月号 | 創明館便り

数学には「公式」と呼ばれているものが多くあります。「公式」を利用、活用して即座に「答え」もしくは「それまでの過程」を導く必要があるのは事実です。公式を否定してしまったら、数学の理解、習得はあり得ません。これは真理です。ですから公式はもちろん...
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2024年3月号 | 創明館便り

小学生だった時の宿題で、「昔の暮らしを調べる」というのが出された。唯一存命だった母方の祖父に話を聞いた。母の実家で叔父たちと暮らしていた明治生まれの祖父は、孫たちにとって大変怖くて、でっかい虫眼鏡で新聞を読んでいる姿が一番の印象だった。孫た...
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2024年2月号 | 創明館便り

「君たちはどう生きるか」この書名に初めて触れたのは、中学生の頃のような気がする。その後の学生時代、たびたびこの書名を目にした。ただ、当時このタイトルを目にするたびに、そのタイトルから浮かべる強い、道徳的、倫理的な書というイメージが付きまとい...
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2024年1月号 | 創明館便り

誰もいない深夜の海岸で、海を眺め、波の音を聞く。これが高校時代の自分にとっての年明けの行動だった。「紅白歌合戦」が終わり、「ゆく年くる年」で除夜の鐘の音が流れ始めると、バイクにまたがり海に向かった。海に向かって新年の抱負、願いを思った。海岸...
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2023年12月号 | 創明館便り

落ち葉の季節である。枝にしがみつくような色替えの葉、地に落ち、落ち葉となった枯葉、それらを多く目にする季節だ。そんな枯葉、落ち葉への新たな見方を得た。庭師の友人がその著で「徒然草(つれづれぐさ)(兼好法師 著)」中のこんな一文を紹介してくれ...
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2023年11月号 | 創明館便り

郷里の墓参をすると立ち寄りたくなる場所がある。それは中学、高校時代といった、多感で、あまたの刺激に心が反応する時代を過ごした、自身が育った家があった所だ。町並みは随分と変わってしまったが、ちょっとした道が当時の自分を思い出させる。歩いた道、...
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2023年10月号 | 創明館便り

学生時代のことを思い出すことが多くなったような気がする。仕事柄、同世代の子たちと日々接する日常から、当時の自分を思い出し、客観視しやすいのかなとの思いもある。 高校時代の体育の授業で、唯一楽しい思い出が残っているのは「ラグビー」である。生ま...
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2023年9月号 | 創明館便り

50年の月日を経ての山だった。“木曽のナー 中乗りさん 木曽の御嶽山(おんたけさん)は ”の歌いだしで始まる木曽節。歌詞で歌われる御嶽山、それは長野岐阜の県境にまたがる大変大きな山体の独立峰である。ちょうど50年前、その御嶽山に登るチャンス...
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2023年8月号 | 創明館便り

NHK番組「ダーウィンが来た」でもおなじみになっているチャールズ・ダーウィンの「進化論」の中での大変有名な一節に次のようなものがある。“It is not the strongest of the species that survives...